2013年8月13日火曜日

たけしのコマ大数学科(20130813放送)

パズルを解くのは趣味の一つ。
「たけしのコマ大数学科」という、数学を扱っているTV番組が毎週月曜日深夜に放送されていて、可能な限り見るようにしている。

今晩深夜に放送予定なのでネタバレになってしまうが、問題と解答を書いた。
とても簡単で物足りなかった。対象年齢は中学生だと思う。

■問題
隣りあう2個の数字の和の平方根が整数になるよう、1から15の数字を並べろ。
例:3,1,15,10...

■解答

「隣りあう2個の数字の和」をSとすると、Sの範囲は、1+2 ≦ S≦ 14+15、つまり3 ≦S≦29である。この範囲内で平方根が整数になるのは、4,9,16,25の4個となる。

各々の和を構成する整数の組み合わせは下記に記す。


4
(1,3)

9

(1,8),(2,7),(3,6),(4,5)


16
(1,15),(2,14),(3,13),(4,12),(5,11),(6,10),(7,9)
※(8,8)は、同一整数が2個あり、「1から15の数字を並べろ。」に反するため除外。

25

(10,15),(11,14),(12,13)
※その他の組み合わせは、15より大きい整数があり、「1から15の数字を並べろ。」に反するため除外。


上記で1回のみ登場する要素は8と9で、この2個の数字は、並べた列の先頭か末尾のどちらかでなければならない。


まず、8から始め、その後、上記組み合わせを満たす整数を選択していくと下記となる。



 8
 ↓
 1 ─┐ 
 ↓  ↓
15  3──┐
 ↓ ↓  ↓
10  6 13
 ↓ ↓  ↓ 
 6 10 12
 ↓ ↓  ↓
 3 15  4
 ↓ ↓  ↓
13  ×  5
 ↓     ↓
12    11
 ↓     ↓
 4    14
 ↓     ↓
 5     2
 ↓     ↓
11     7
 ↓     ↓
14     9
 ↓     ×
 2
 ↓
 7
 ↓
 9
 ◎

次に、9から始める場合は、8から始めた列を逆に並べればよい。

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